Kjempe bra 通信 19(ノルウェー便り帰国編)Oktober, 2020

Kjempe bra 通信 (ノルウェー便り)
ノルウェーのトイレのマーク

秋真っ盛り、秋のフルーツと温かいお茶が美味しい今日このごろ。今月は障害者と高齢者の共生型施設で週1~2回、農家で週2回働いています。

 

🌀今月のわくわく

・農家の人の話

友達のご実家の農家のお手伝いをしています。収穫されてきたほうれん草の根っこの部分を整えて綺麗にする作業です。自分が普段スーパーで手に取る食品がこうやって袋詰されているのかとゆうシンプルな関心と、マルハナバチやミツバチ(野菜の受粉に使う)、農家の方の生活スタイルの話、皆さんの体験談などが聞けてとても面白いです。私を雇ってくれているご夫婦もそこで働いているパートの方も、普段あまり出会うことのない種類の人々です。そんな方々と交流でき、意外なところに発見があります。自分では行けない場所、知り得ない情報を他者はもたらしてくれます。私が知らなかった融通のきく働き方、こうゆう生活をして生計を立てている人たちがいるのだと知れたことは今の私にとって良かったのではないかなと思います。皆さん口には出さないですが、自分に満足しているのが伝わってきて素敵だなあと思います。別に特別な事をしなくてもこの境地にいたれるのだと、実際にそういう方たちに出会えて本当に感謝しています。

 

・人気者のおばあちゃん

おばあちゃんの家を掃除したり、荷物を運んだり、少しずつ移住を進めています。一緒に生活してみて気づいたのですが、おばあちゃんは毎日結構忙しくしています。小さな自分の畑をお世話して、家事を行いながら、通院、お使いに一人で行き、近所の人と意見交換会が毎日開かれ(4時~5時の間おばあちゃんの家に3~4人が訪ねてくる。)、ちょくちょくいろんな人から電話がかかってきます。それらの合間に絵を描いたり、裁縫したり、一人暮らしでぼんやり過ごしているのかなと思っていたら、意外と毎日やることがあり忙しく暮らしていました。そして、携帯も持たず、会話に支障をきたすほど耳の悪いおばあちゃんはいろんな人と繋がりを持ち生活していることにとても心動かされました。誰かのことを心配したり、寂しい気持ちをくんであげたり、お世話されたり、時に失礼な事を言ったりして、おばあちゃんはいろんな人に必要とされていました。

 

・ノルウェー土産

ノルウェーで買ってきたお土産を遠方にぱらぱらいる友達に地道に郵送しています。いくつか詰め合わせて手紙と一緒に封筒に入れ普通郵便で送っています。中身はココアや歯ブラシなど、たいしたものではないですが、それをわざわざ郵送で送るということを私は好んでしています。昔から手紙が好きで、ふとした時に特に内容のないどうでもいいようなことをLINEやメールではなく、わざわざ手紙に書いて郵便に出したりもしていました。私がここで相手に伝えたいのは、手紙に書かれているどうでもいい内容ではありません。便箋を選び、イラストを添え、切符を貼り、ポストに入れるというわざわざ時間をかけていることは、大切な相手にしかしません。私の祖母は私が一人暮らしを始めた学生時代から1~2ヶ月に一度、絵葉書を送ってくれていました。それは仙台にいてもノルウェーにいても変わることなく届き、かれこれ10年分くらいになります。この沢山の絵葉書を何回も受け取ったことで、このわざわざ時間をかけてすることで、相手になんとなく伝わるものがあることを私は知っているのだと思います。相手からLINEや手紙でありがとうと喜んでくれるのを聞くのはもちろんとても嬉しいことですが、手紙を書くのは自分にとってとても気持ちのいい作業で、好きでやっているのが一番の理由です。別に返事が来なくてもよくて、喜んでもらいたいとゆうより、ただ自分があげたいからあげているという気持ちのほうが大きい気がします。

 

🌀今月の発見~ノルウェーの特徴、日本の特徴、自分の特徴~

出先でトイレを探すとき、無意識に赤と青のトイレの標識を探している気がします。ノルウェーのトイレのマークは日本とほぼ同じですが、日本のように男性は青、女性は赤とゆう色が別々の標識に出会ったことがないかもと最近ふと思いました。男女ともに同じ色で描かれているものが圧倒的に多く、私が日本人だからかなんとなくオシャレに見えます。ノルウェーには広く平等の観念が浸透しています。育児、家事、職種、管理職に関しても男女の境をなくそうとゆう姿勢が制度や国民の意識から伺えます。そんな男女平等の意識がこのトイレマークに現れているのか、北欧デザインの一貫であるのか真偽はわかりかねますが、赤と青にくっきり分けられたマークに少し立ち止まった私でした。男女の堺に関わらず、世の中には人種や年齢、障害などによって分けられる問題が多々存在します。平等について、世の中に様々な意見があるのはいいことだと思いますが、個人的には平等という言葉があまりピンと来ません。平等という言葉のニュアンスには千差万別の個人に、同じように施しを受け、同じふるまいをするというようなイメージがあるからだと思います。平等という言葉は元々仏教用語らしいですが、時代の中でなんとなくそのニュアンスも変化しているのではないかと思います。そのため、「人類みな平等」という言葉は「人類みな対等」とゆう言葉のほうが個人的にはよりしっくり来ます。個人の得意不得意、経験や責任に差は生じますが、皆対等な関係であると私は思います。

 

🌀今月の困った

先月に引き続き車の運転に悩まされています。先日ガードレールに寄りすぎて左ドアとフェンダーを取り替えなければならない大変なことに…(泣)運転しなければならない前の日に大体運転の夢でうなされていたのですが、最近はそれがなくなったので、あと一ヶ月ぐらいでそろそろ運転の恐怖から開放されるのではないかと願っています。

 

🌀今月のヘルプ

週3で仕事がある生活に慣れ始め、1週間の自分のスケジュールに曜日の感覚が出てきました。自分の時間は多くあるはずなのに、なんだかなくなったような気がしていました。途中から時間の使い方を考え始め、考える時間を持てるよう意識し始めました。時間はあるものではなく、つくるものだと思います。意識をしたことで、時間の使い方は少し変わりましたが、現実の生活を維持しながら考える時間をもつときのコツがあればアドバイスお願いします。

 

🌀今月の答え

 

今月も楽しいお便りありがとうございます。日本での生活は、だいぶ慣れたのではないでしょうか。楽しいこと、大変なこと、増えてきてますね。素敵です。セッションもだいぶ進んできました。当初、気が付かなかったことに気が付くようになってとってもいいと思います。車は大変ですが、いつかは慣れる部分もあると思います。そして、誰でも、ぶつけながら、運転を学ぶものなので、自分に対して辛抱強くいてあげてください。

 

さて、時間について。これは、既にセッションでもお話ししましたが、二つ、取れる対策があります。ひとつはノートを使うこと。考え事は連続しているので、ペラ一枚の紙ではなく、綴られたノートに書くことで、考えがまとまりやすくなります。ノートを開いた時、考え事をはじめ、閉じた時終わる。というように自分を設定しておくと、比較的集中して、そのモードに入りやすいです。そして、もうひとつは、おそらく、ご家族と過ごしている時間が増えているのだと思います。それも大事な人生の要素ですが、同じくらい、未来を考えることも今は大事なので、意識して、ノートを開く時間を取ってください。それは、出先でもいいし、場所を変えてもいいです。

 

今月は途中でやり取りがあったので、このことを一足先にお伝えしましたが、現実を維持しながら、考え事をするのは、とっても大事なことです。具体的には、お金を稼ぎながら、考え事を進めることです。いろんな状況の人がいます。村上春樹さんの「職業としての小説家」というエッセイには、郵便配達をしながら、小説を書いた人の話が出てきます。朝早く起きて、2時間ずつ毎日小説を書き、大作を残したそうです。週5働いても、まだ考え事をできる時間は残されています。

 

そして、この考え事は、ある生活が見つかったところで、一回、Risaさんの場合は終わりますが、ある意味では一生続くことでもあります。家族と過ごし、働きながらも、自分の考え事を、少しずつ少しずつ進めていくことは、自分の一生を豊かにする大事な要素でもあります。ぜひ、自分なりの方法を編み出してください。今後の人生に役立つと思います。

 

さて、今回で、19回毎月書いてきたブログは、一回終了します。次回は来年の1月の終わりに更新予定です。帰国3年後まで、これは続きます。Risaさんが体験をどんなふうに活かし、自分の人生を創るか、皆さん、ぜひ、見ててください。では、3カ月後、またお会いしましょう。

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この記録は、創造するワーホリ・留学という
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ノルウェートイレマーク

・ノルウェーで見たトイレマークの一例

ボーナスと犬

・ボーナスの中で眠る祖父の初代愛犬ハルちゃん♡時代を感じる現金支給。

もち

・おばあちゃんはよく餅を作る。

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