Kjempe bra 通信 18(ノルウェー便り帰国編)September, 2020

Kjempe bra 通信 (ノルウェー便り)

蒸し暑かった空気もいつの間にか秋の空気に変わり、時間が流れています。帰国から1ヶ月程度経ち、日本にだいぶ慣れてきました。今月は仕事を探しています。

 

🌾今月のわくわく

・お仕事

今月始め頃、本屋で棚卸しのバイトを仕事の練習がてらやってみました。2日間だけでしたが、こんなことやっているのだなあと知れて楽しかったです。役所の事務の仕事や牧場の仕事などにも興味を持ったのですが、働く期間と場所の兼ね合いで働くまでには至りませんでした。ネットで検索していると、障害者と高齢者の共生型の施設での求人を見つけました。面白そうだなと思ったので面接を受け、週1で働くことになりました。その他、ちょうど人手が足りないということで友達のご両親がやっている農家のお手伝いを週2くらいで始める予定です。世の中に仕事はたくさんあります。私は今回仕事を選ぶにあたり①自分にとって譲れない条件(短期で働ける、労働時間等…)を満たしている②「楽しそう、やってみたい」と思える内容である、という決め事を自分で設定して選びました。

 

・おばあちゃんと二人暮らし

私の祖母は実家から車で1時間弱くらいの場所に一人で暮らしています。ノルウェーにいる頃から、帰国したらおばあちゃんの家に住みたいなと思っていました。車が手に入ったので、徐々に引っ越しを進めています。おばあちゃん子の私にとって、おばあちゃんは自分のルーツであり、すべてを許容してくれる存在です。自分のやりたいことを形にする帰国後のこの期間、おばあちゃんとの時間が自分にもたらしてくれることは大きいと思ったのも今回の引っ越しの理由の一つです。何かと面白かわいい祖母との時間の流れはとてもゆったりしています。

 

・我が故郷群馬

運転の練習がてら、群馬県内のレジャー地を訪れています。山にハイキング、湖にSUP、美術館、温泉など車で1時間程でいろいろ楽しめて、のどかでいいところだなと思います。最近になってようやく群馬の良さがわかってきました笑。

 

🌾今月の発見~ノルウェーの特徴、日本の特徴、自分の特徴~

・個人主義のノルウェー、全体主義の日本

事務的な手続きや、仕事探しをする中で、顔を合わせたことのない相手とメールや電話のやり取りをすることが何度かありました。そのなかで「〇〇担当の者です。」など、相手が名前を名乗らない場面に何度か出くわしました。今まで気になったことはなかったのですが、相手が名乗らないことにとても違和感を覚えました。ノルウェーでは話題の著書にしろ、店にしろ、活動にしろ、その商品やお店の名前だけではなく、それを作った本人の名前をみんなよく覚えているなあとゆう印象がありました。私が日本文化の紹介をしたときも、自己紹介の部分をもっと入れたほうがいいと、ノルウェー人の先生からアドバイスをもらいました。「そこに来ている人達は、あなたがどんな人間なのかを知りたがっている。」と言われ、文化紹介といえども、私個人にもフォーカスが置かれていることが新鮮でした。社会の中で生きていくと、その会社や組織の一員、代表として駆り出されることがあります。そんなとき、個人にフォーカスが置かれるのか、会社にフォーカスが置かれるかの度合いが文化によって異なるのかなと思いました。これは責任の考え方にも差異が生じると、私は個人的には考えていますが、様々な場面で生じる責任とうまく付き合っていきたいなと思います。

 

🌾今月の困った

運転が本当に苦手です。私は仙台で学生時代免許を取り、必要になったら練習しようと10年ほど全く運転しないままゴールド免許になったペーパードライバーです。つい最近面接のため、一人で1時間弱運転しなければならない日がありました。ここ一ヶ月弱の練習のおかげでおっかなびっくり運転できるようになりましたが、助手席でナビしてくれる人がいない状況での運転は初めてでした。車線変更や町中の運転は恐怖だし、バックでの駐車はできません…目的地付近についても最後までたどり着けず、面接先の方に運転を代わってもらいました。運転中は緊張しっぱなしで、帰宅後、怖さから開放されて涙がでてきました…笑、そして2時間程気を失うように昼寝しました。早く慣れるといいのですが…笑

 

🌾今月のヘルプ

お仕事は何をされていますか?

おいくつですか?

ご結婚は?お子さんは?

初対面の相手に対して、相手がイメージしやすい肩書を持って、それらの質問に無難に答える。というコミュニケーション方法が取れなくはないですが、その相手との距離がもっと近くなると、きっと違和感がでてきたりするのかなと思います。具体的にそうゆう場面に出くわして困ったことがあるわけではないですが、仕事を持つと、今後そんなやり取りが増えていくのかなと思います。たださんはこんな場面に出くわしたとき、どのように対処しますか?

 

🌾今月の答え

 

今月も楽しいお便りありがとうございます。まずお仕事始まってよかったですね。おばあちゃんと暮らせるのもとても素敵です。今は、さなぎの時期なので、いろんなことに挑戦してみるといいと思います。そのことが、10年後、20年後、50年後とても役に立つと思います。そして、おっしゃる通り、世の中にはたくさんの仕事があります。そのことに気が付いただけでもとてもよかったと思います。

名前の話も面白いです。これも最近、こちらが名乗ると、名乗ってくれる率が高いとか、役所よりも、企業のほうが名乗ってくれる率が高いなどだんだんわかってきています。総合して、ノルウェーとは違うところもあると思うのですが、Risaさんが言っている通りに、どちらのやり方にもメリットはあるので、上手に使い分けていけるといいです。そして、私も車の運転はとても苦手です。ただ、だんだん慣れてくるものだということは言えます。田舎に住むとき、車は手放せないので、こちらも上手に付き合っていけるといいですね。

 

そして、今月の質問はとってもいい質問です。聞いてくれてありがとうございます。今、Risaさんは繭の状態でいます。その状態でこの質問をされたら、その繭がくしゅっとつぶされてしまう可能性が高いです。でも、多かれ少なかれ、10人に1人くらいはこういう質問をしてくる人に出会うのではないかなと思います。相手は、単に型にはまった「あなたは誰?」というものに答えて欲しいので、きいているだけプラス好奇心だと思います。悪気はないです。悪気がないからさらにたちは悪いのですが、ある程度、相手の好奇心と興味と不安を満たしてあげることで回避できることではあります。一回しか会わない人には、適当にごまかして伝える。よく会う人には、話したくないという気持ちも含め、ある部分(3割くらい)を正直に伝えて、味方になってもらうといいです。(こういう人たちは味方になりやすいです。)

この質問をされて、私は最近この質問に出会わなくなったなぁと思いました。最後に出会ったのは、昨年の12月です。ひとつは私の住んでいる仙台の大きさが中都市でそれほど田舎ではないこと。私が40代に入ったので、逆に聞かれにくくなったこと。そして、今の私の職業が独特なので、それを理解した人しか寄ってこないことがあげられます。私の場合、それもふくめて、自分の暮らしたい場所を選んでいます。

いずれにしても、どこの国に行っても、これを聞かれる場面はあります。上手に切り抜ける方法を私もこれからの課題として、もっと考えます。これは、繭をつぶすとっても危険な質問だからです。もうすでに、Risaさんがこのことに気が付いて予防策をとれていることがいいなと思いました。上手に繭を守って、過ごせますように。

総じて、表面には見えませんが、結構盛沢山な毎日だと思います。無理せず、でも、アンテナは広く保ちながら、質のよい体験をしながら、毎日を一歩ずつ踏みしめていってください。順調です。また来月お会いしましょう。

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