やり過ごす力(言語のコツ)

英語にまつわること

〇やり過ごす力

 

こんにちは。英会話Oneです。今日は、やり過ごす力の話。

よく教室来られた方で、まだ慣れない方は、最初のころ、私がメルマガでお渡ししている英語の記事を逐一全部訳してくださる方がいらっしゃいます。そういう時は、お話をお伺いしつつ、そこまでやらなくていいですよ、とお伝えしています。

日本の中学校や高校では、書いてあることだけを逐一全部翻訳者のようにきっちり訳すことで英語力を養おうとします。でも、これは現場では文法を理解する以外には、ほとんど役に立たないのです。

実際の現場では、判らない言葉が、毎分、毎秒、すごいスピードで飛び交います。その中で実際に必要な力は、その中から自分に必要な情報をつかむ能力です。そして、そのほかの判らない言葉をやり過ごして、たじろがない力です。

〇固まらないで自分の持っている力を100%発揮する

ひとつわからないからといって、そのことにずっと取り組んでいると、実際に動いている場面には対応できないし、相手も待ってはくれません。判らなくてあなたがフリーズしている間に、状況は刻々と変化します。フリーズすると、そもそもあなたが持っていた使えるはずの英語力も使えなくなってしまいます。そうすると、もっと怖い状況がやってきます。

そうではなくて、「ここは外国なんだから、判らなくって当然。ひとつでもわかることがあったらラッキー」という心構えでいると、心に余裕があるので、自然と自分が普段わかる以上にたくさんの情報が入ってきます。あなたの心の模様によって、実際の理解力は変わってくるのです。

〇情報の種類を直感でつかみ取る

そして、外国に旅行に行った人は判ると思いますが、場数を踏むと、「これは判らないと困る言葉」と「これは私が今わからなくてもいい詳細または無駄話」という情報の区別ができるようになります。遠くの未来には、だんだんわかる解像度があがって、理解力が増えるといいですが、今現在は、前者が判っていればとりあえずいいのです。

前者の例をあげると例えば、「明日の朝8時にロビー集合」「トイレはここ」「ここは危険な地域だから行ってはいけません」「タクシーは最初に値段を交渉すること」などです。

このほかに、ネガティブな情報、「自分(日本)の悪口」、「騙されそうなとき」、「身の危険が迫ったとき、相手や自分の行動を止める必要がある」という状況になったら、日本語を使ってでも、動作ででも、NOを繰り返してでも、相手に反論したり、怒りを示したり、その場を離れる必要があります。それは、英語ができるできないではなく、状況を察することができるか、できないか、場数を踏んでいるか、そうではないかの差なのです。ここで必要なのは、あなたの直感と行動力です。判らないから、騙されてもいいわけではないのです。

Oneでは、この言葉が判らないけど、そのほかのことで察することができる危険な状況をひとつずつ判断して、対応できるようになる練習をしています。それは、具体的には、判らないけどフリーズしないという状況を創り出していくことです。やり過ごす能力をまず身に着けてもらっています。

〇二つの状態を行き来して効率よく学ぶ

最初に出てきた、英語の記事を読んでもらっているのは、1、このやり過ごす力を養いつつ、2、英語に触れる量を増やし、3、大まかな筋をつかみ取ってもらうためです。実際の教室では、80%くらい理解できるようにお話ししています。この「やりすごしながら、大まかな情報をつかみ取る」と「80%わかる状態を創る」の両方を行き来しているとき、人は最も効率よく言語を学ぶことができます。

それは、今まで学校で勉強してきた方法とは全然違うかもしれません。でも、あなたは実際に英語を使って人とコミュニケーションを取りたくて英語を学びに来ています。それは、テストでいい点を取るためとは全然違います。実際に自分のスキルを人生の中で使ってみたいわけです。そうしたら、学ぶ方法は自ずと変わってきます。

今、日本の学校で学んでいる英語の学習方法は、本が読めるようになる方法です。だから、難しい本を読み下して研究者になるためにはこの方法は有効です。でも、そんな人はわずかです。たいていの場合、私たちは、ちょっとした海外旅行で、英語を使いたいわけです。そのための方法は、学校の方法を手放さないとなかなか手に入りません。

〇興味のあることを読む、聞く、話す、学ぶ

そして、できれば、読む内容、書く内容、話す内容、聞く内容が、それぞれ、あなたの興味のあることなら、なおさら脳に入ってきやすいです。それが、科学のことでも、本のことでも、人生のことでも、夢でも、あなたが本当に話したいことを話しているとき、あなたは情熱をもって話すことができます。その情熱は感情となって、言葉と結びつき、より深く記憶に残るのです。そうやって、場面場面のイメージ(感情、景色、動作、体験)と、英語を結び付けていくことで、よりスムースに、英語を頭の中に入りやすくします。それを教室ではやっています。

〇まずは、メールを。

こんな風に、実際に現場に使える英語のメソッドは学校の英語とは、だいぶ違います。今、Oneにきて、話されている方々は、たくさん間違いながら、それでも楽しく、たくましく、言葉を学ばれています。皆さんにもそんな機会が訪れるといいなと思います。興味のある人は、まず、メールをください。今すぐ始めなくてもいいです。だんだん連絡を取りながら、お体外に相性が合うか確かめながら、良いタイミングで来ていただけるように計らいます。ずっと音沙汰がない人に無理にメールをしたりはしません。興味のある人がいろんなハードルをうまく超えて、教室にたどり着けるようにします。まずは、メールをください。おまちしております。

 

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