失敗は必ず起きること
言語を学んでいると、必ず起きることがあります。それは、失敗することです。
赤ちゃんが言葉を学ぶときに、他の人をまねて、言葉を発しながら、たくさん間違って、いろんな人に温かく見守られる過程があるように、私たちが新しい言語を学んで使ったら、必ず、間違います。それは、避けられないプロセスです。
間違ったときの他の人の反応がとても気になるという人もいるだろうと思います。でも、言語を学ぶとき、間違うことは誰にでもあることなので、それを笑ったり、軽蔑したり、面白がったりする人たちのことはほっておくといいです。その人たちには、言語を学ぶことの楽しさも大変さも想像ができないからです。やったことがないのです。
ほめられることを手放す
今、日本のコンビニでたくさんの外国人がとても流ちょうな日本語を話している場面に出会います。すごいなと思います。それが定型の決まり文句だとしても、いろんな場面に対応させるためにはとてもたくさんの日本語を学ばなければならなかったはずです。そして、なによりそれは敬語です。素晴らしいと思います。
でも、多くの日本人は、それを当たり前のサービスだと思って、受け流します。誰かが、とても褒めてくれたりはしないのです。
ほめてくれること、けなされること。この二つを自分の学んでいるプロセスから手放したら、言語学習はものすごく簡単になります。自分の満足のためだけに、自分のためだけにやっているという自覚の中での失敗は、たとえけなされても、そんなにダメージはありません。誰かに褒めてもらうことを期待しているとき、失敗はとてもダメージが大きいです。
失敗を褒められるところに自分を置く
Oneでは、お客様が失敗したとき怒ったり、責めたりしません。何なら褒められます。それは、失敗するほど新しいことに挑戦しているからです。それは素敵な試みです。決して笑ったり、馬鹿にしたりはしません。それだけで、より多くの挑戦をしやすくなっていきます。それが、まず、一番大事な環境です。自分が、失敗すれば、するほど、ほめられる環境に自分を置いてください。それだけで、言語はどんどん伸びていきます。失敗から学ぶことはとても大きいからです。そして、どんなに頭のいい人でも、失敗しない人はいません。
たくさん失敗すれば、その分学びます。そのことをよくわかっている先生にあなたが出会えることを願っています。
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