ブッククラブ 2回目 コンビニ人間 報告

Book Club One

この週は寒さがぶり返し、体調を崩される方が多かったです。

そんな中、3人でブッククラブをしました。

 

お題はかよさんが選んだコンビニ人間について。

コンビニで自分の人生を見つけ出した主人公が、

周囲の雑音と戦いながら、

もう一度コンビニ人間としての人生を取り戻すまでのお話。

 

話題に出たのは、「普通」の圧力について。

これは河合隼雄さんが昔おっしゃっていたことですが、

日本に住んでいて、自分が「普通」だと思っている人が

他の人に干渉して、変えようとする圧力は多大なものなんだそうです。

これは20年前のことだから、

インターネットができた今、少し状況は違うと思いますが、

でも、主人公が戦っているのは、

「普通」ではない自分と「普通」の折り合いに着け方。

周りの言うように普通を身にまとってみるものの、

その服は全然体に合わなかった。

だから私はコンビニの制服を着たいというところまで行きつきます。

 

私は、そういう人たちを応援したいです。

普通であることより、

その人であることのほうがずっと大事なことだと思います。

その人がその人であって生き生きしながら、

社会の普通と折り合いをつける方法を探していくことこそが、

大事なことなのだと、私やOneは考えます。

 

「普通」でないことから、人生に土足で踏み込まれるということは、

誰もが体験したことがあることだと思います。

それでも、その土足の人たちを丁寧に振り落として、

自分の行きたい道を生きる方法を探します。

そんな世界であってほしいと、私は本を読みながら思いました。

普通の人たちや部分も尊重しつつ、

普通でない人たちも部分も尊重しあえる場所を私は創りたいと

これを読んでまた思いました。

 

次回は、ポール・オースターの「最後の物たちの国で」です。

6月8日。ブッククラブは私たちの遊び場です。

お友達を作りたい方もぜひいらしてください。

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