Kjempe bra 通信 8(ノルウェー便り)November, 2019

Kjempe bra 通信 (ノルウェー便り)

先月はこちら

☃今月のわくわく

 

・ノルウェー人ぽくない?

 

最近人づてに、日本文化に興味のある方とお知り合いになりました。Eは経済系の仕事をしている同い年くらいのノルウェー人です。

ノルウェーは世界幸福度ランキングで上位にランクインしています。現地で生活していて感じる私の独断分析によると、その理由の一つが「幸せの形がわかりやすい」とゆうところがあるのかなとこちらに来て感じました。典型的な幸せの形が社会の中に共通認識としてあり、その条件を満たすように生活を送れば幸せになれるとゆう、ある種の幸せロールモデルが日本よりもわかりやすい形であるように感じます。よく言われているノルウェーの方が好きなパーティー、アルコール、コーヒー…Eはどれも別に好きではないと言っていました。もちろん、典型的な国民性とゆうのはすべての人に当てはまらないことは承知ですが、典型的なイメージとは異なる彼女の存在は私にとって素敵な出会いです。

 

・雪やこんこん

 

私は個人的に雪が大好きです。辺りはすっかり雪景色になり、音も空気も空色も夏に来たときと様子がずいぶん変わりました。さらっさらのパウダースノー、こんなに上質な雪に初めて出会いました。雪に覆われた景色は私にとっては美術品を眺めているような感覚で、毎朝家を出るたびに、綺麗だなと感じます。私はもともと雪のあまりふらない地域で育ったので、人の手がつけられていない雪の塊がとても贅沢なものに感じます。足跡もそこら中つけ放題です。

 

・God Jul! : Merry Christmas!

 

店頭にならぶ牛乳、チーズ、お肉、飲料、お菓子…あらゆるもののパッケージがクリスマス仕様になってきました。キラキラ、わくわくする飾り付けや各所で行われるjulemesse(クリスマスマーケット)は見ているだけで心踊ります。お世話になった人へ何かいいものはないかと、私も物色しています。先月知り合ったN(Mの知り合いでEの大家さん)に田舎のjulemesseに車で連れて行ってもらいました。野生のトナカイ、雪で覆われたフィヨルドなど、普段見られない美しい田舎の景色に大興奮の私。私が騒ぐたびに車を留めて記念撮影をしてくれました。本当にありがとうございます…そして、タグ付きのクリスマスプレゼントを頂きました、感動!24日まで開封してはだめよ、と念を押されました。今は開けないように部屋の高い所に飾ってあり、目に入ると温かい気持ちになります。

 

☃今月のびっくり

先月知り合ったMはアフガニスタンからの移民で、図書館と異文化交流に携わる仕事をしています。先日、Mのお家でBolani(アフガニスタン料理、おいしい!)をふるまってくれ、夜泊まらせていただき、とても楽しく過ごせました。Mありがとう。Mはハザラ人です。Mに会うまで私はハザラ人のことは知らなかったのですが、ハザラ民族は長い迫害の歴史を持っています。「Taliban, kill, discrimination, destroy, don’t accept….」と本人から直接語られる言葉に強い衝撃を受けました。今まで私が知っていた戦争や迫害とはメディアを通して伝えられたもので、Mの言葉はとても生々しかったです。Mは私とさほど年も変わらず、強かで前向きな人柄を知っているので、テレビや本で見るものとは違う強い現実味を感じました。

 

☃今月の変化

・食品以外の買い物が増えてきた。

あったかグッツやクリスマス製品、コップ、靴下、絵葉書など…

・お店の人にノルウェー語で話されるようになった。

最初の頃は英語で話しかけられていました。

 

☃今月の困った

銀行の手続きが一段落して、油断して放って置いたら、コードの期限が過ぎてログインページが開けなくなってしまいました。本当は24時間以内にコードを変更しなければならなかったそうです。銀行に直接行き、問題は解決しましたが、ちゃんと確認しないといけませんね。

 

☃今月のヘルプ

なんとなく、もやもや期に突入したようです。ちゃんと仕事が始まるのかとゆう不安(諸々の事情でお店のオープンが大幅に遅れています。)と、ノルウェーに家族の居ない私はクリスマスムードに寂しさを感じるときがあります(クリスマスはノルウェー人にとって家族と過ごす大切な時)。大したことをしていないのに、ものすごく疲れているときがあります。学校と図書館に行って、少し買い物して…と、特に特別なことをしたわけでもないのに帰宅するとぐったりして、1時間くらい昼寝するときがあります。11月に入り、気温がぐっと下がったのと(大体1~-5℃、寒さに対して初めて身の危険を感じました。)、太陽の光が少なくなった(日がでているのは10~14時くらい、もうすぐ極夜に入ります。)のも影響しているかなと思っています。自分をご機嫌にする方法をできるときはやっています。化粧して買い物に行く、美味しいものを食べる、好きなカフェに行く、図書館の好きな椅子で読書する、です。本当はもっとノルウェー語の勉強したり、絵描いたり、本読んだりしたいのになあと、少しやるせない気持ちになるのですが、疲れているときは家でぐうたらしています。こうゆうときにおすすめの時間の過ごし方があれば教えていただけると、ありがたいです。

 

☃今月の答え

 

今月も素敵な通信をありがとうございます。着実にいろんな人に会っていますね。お泊りまでできて、交流が深まっていると思います。外国にいるとき、他の外国人と仲良くなるというのは、ひとつの醍醐味なので、ぜひ追及してください。そして、日本に興味があるEさんとの出会いはとても大事だと思います。ゆっくり温めてください。

 

さて、時期ですが、これは、私がノルウェーにいた時はとてもつらい時期でした。ひとつは、留学前に見せたWマークの留学アップダウン表を覚えていますか?それの最初の底の方にあたるのが今の時期なので、大変だと思います。そして、気候。日照時間が少ないとどうしても、落ち込み気味になります。これは身体の反応なので、当たり前のことなのですが、対策を取らないともっともっと疲れてくるので、あとから書きます。私がノルウェーにいた時、この時期は相棒だったスイス人の友達と「日照時間は世界中に平等に与えられているのか?」という計算を本気でしていたくらい、太陽が恋しかったです。現地の人でも大変な時期なので、初めての人にとってショックが大きいのは、当たり前だと思います。そして、家族がいないから、お正月やクリスマスはしんみりしますよね。もっと時期が近づいてきたら、誰かが誘ってくれると思うので、じっくり待ってみてくださいね。誘われなかったら、自分が招待すればいいのです。

 

そこで、できる対策!

 

1. アドヘントカレンダーを用意する。

 

よくできているもので、ノルウェーの人がクリスマスを楽しみにしているのは、季節柄、クリスマスでもないとやってられないからなのだと思います。そして、アドベントカレンダーは12月の日が短くなってくる時期に(Risaさんの場所では日がない状態ですが!)、日々ののしかかってくる自然の重圧を上手に春に期待をつないで持ちこたえさせる能力を持っています。できれば、朝あけたら、何か甘いものが入っていて、朝食べられるといいです。売ってなければ、ネットを探すか、自分で作ってしまいましょう。作って誰かと交換してもいいです。

 

2. 人工太陽を浴びる。

 

これは、トロムソ―だとカフェに行くと人工太陽を浴びることができる場所があるみたいです。人工太陽ライトは売ってもいます。オスロには、ニルバーナというウェルネスセンターもあるようです。医療用にも適応可能なのかもしれません。とにかく日照時間を延ばすという作戦です。周りの人に、そういうことができる場所はないか聞いてみてください。これは、結構根本的にいい解決方法だと思います。

 

3. 仕事をする

 

ノルウェー語の勉強をするのは、受け身なので、どうしても、頭が受け身になってしまいます。仕事をすると頭の中が整理されて、相手に何かサービスを渡す回路ができるので、少し脳の働きが違います。飲食店の準備に時間がかかるのは、理解できますが、行く末が判らなくて待っているのは、大変だと思います。単発でベビーシッターや、軽作業の手伝いをするというチラシを近所のスーパーに貼ってみてはどうでしょうか。あるいは、知っている人たちに配ってもいいです。お金としても楽しいし、人とも知り合えるし、脳の使い方も変わるので、積極的になって、少し何かが解決すると思います。ただ待つだけはとっても消耗します。そうではない方法を考えるといいです。

 

4. 旅行に行く。

 

これは、私が困難から逃れるためによくやっていた方法で、あまりお勧めしませんが、本当につらくなって行き詰まったら、太陽が出ていたり、知っている人がいる街へ行ってみるということもできます。ハーシュタでのコミュニケーションのほうが大事だから、これは本当に困ったらの手段として知っていてほしいのですが、住人より旅人としてのアイデンティティーのほうが楽な時もあります。逃避行をするならそれもありです。日本食をゲットしてくるという口実もできます。

 

クリスマスに向けて不安もたっぷりだと思いますが、こちらから見ていると、ちゃんと支えてくれるネットワークがじわじわ出来がってきているように見えます。それはとても大事なものです。とても素敵なものです。手入れをして、上手に育ててください。結果は後からついてきます。お店でノルウェー語で話しかけられるようになって本当に良かったですね。ちゃんと周りの人は見ているんですね。では、また来月お会いしましょう。

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