Kjempe bra 通信 10 クリスマス・仕事が欲しい!Januar, 2020

Kjempe bra 通信10:英会話One Kjempe bra 通信 (ノルウェー便り)
Kjempe bra 通信10:英会話One

先月は、日本文化を紹介してくださいとオファーがあったり、仕事が立ち往生したり、ノルウェー人の嫌な側面も見えてきたRisaさん。クリスマスを終えた今月はどうなるでしょうか。

大晦日、夜中にそこらじゅうからぱんぱん音がしていて何事かと思ったら、日付をまたぐのに合わせて、各々の家庭の庭から花火が上がっていてとてもきれいでした。これは毎年の風習なんだよ、と後で友達が笑って教えてくれましたが、知らなかった私にはとても特別な経験でした。

 

🐔わくわく

・クリスマス
クリスマス期間の12月24~26日の間、友達夫婦の自宅で一緒に過ごさせてもらいました。3人の子どもたちと一緒に遊んだり、奥さんがベトナム出身なので、ベトナム料理を食べたり、アオザイ(ベトナムの伝統衣装)を貸してくれたり、プレゼントを開けたり、カラオケしたりとにぎやかに楽しく過ごすことができました。私もノルウェーの友達からもらったプレゼントを開けましたが、とても心あたたまる贈りものたちで涙してしまいました。クリスマスの盛り上がりは最高潮を告げ、余韻が長いながらもゆっくりと普段の生活に戻っていきます。

・家族との年末年始
年末年始の1週間弱家族がノルウェーに来てくれ、前半はハーシュタで、後半はオスロで過ごしました。S(大家さん)に家族が来ることを話すと、夜勤と娘の出産イベントの合間をぬってSがランチのおもてなしをしてくれました。クリスマス仕様のテーブルセッティングとSの手作り料理、母もお返しに日本から持ってきた道具を使って抹茶を立てたりして、美味しく楽しく頂くことができました。ハーシュタの自然とオスロの観光地を家族とめぐり、普段食べられない食事をし、1週間はあっと言う間に過ぎました。家族とのなんの障壁もないコミュニケーションがこれほど楽だと感じたことは今までになかったと思います。いろんなことに反応している家族を見ると、私も来たばかりの頃はこうだったのだなと、自分がこの土地に慣れてきたことを実感しました。何事もなくいい時間が過ごせて、家族が楽しんでくれたことが何よりです。

 

・オスロの街
家族を見送るついでに4日程オスロで一人旅をしました。歴史的な建造物、美術品、モダン建築、おしゃれな町並み、そして太陽(この頃ハーシュタはまだ極夜)!久々の太陽にテンションがこれほど上がるとは!路面電車が行き交う街の風景が可愛らしく。行き交う人々や商品から都会感と活気を感じます。美味しすぎるコーヒーに出会い、3日連続同じ店に足を運びました。本当に美味しくて感動。自由気ままな一人旅行と素敵なオスロの街の散策でものすごくリフレッシュしました。

 

・Åå,solen!:おお、太陽!
1月12日に極夜が終わり、ハーシュタの地にも太陽が戻って来ました。外がだんだん明るくなり、町でも太陽バーゲン(太陽が戻って来たことを祝うセール)の広告を見かけたり、子どもたちが太陽の格好を模して歩いている姿を見かけました。列をなして雪の上をてちてち歩く小さな太陽たちが本当に可愛くて微笑ましたかったです。太陽の光で明るんだ空にこんなに自分が心躍るとは…笑。太陽は偉大です。

 

・Introduksjon japan
1月下旬に街で開かれるイベントの一貫で日本文化のプレゼンをすることになりました。イベントマネージャーのH、R(学校の先生)、E(ノルウェー人の友だち)の力を借りてプレゼンの準備を進めています。RとEはこの話に喜んでくれ、進んで力を貸してくれて、本当にありがたい限りです。Hが私のことを「あなたはこのイベントの雰囲気を形作る大切なパートの一部」と言ってくれたことをとても嬉しく感じます。会がうまくいくことを祈ります。

 

🐔びっくり

・懐かしい町
オスロから帰って来る道すがら、いつものスーパー、いつものバス停、いつもの坂。ハーシュタの街が懐かしいと感じている自分にびっくりしました。夏に来たときは見知らぬ土地にひやひやして、自分の居場所がないみたいで苦しかったのに。1週間違う場所(オスロ)に居て帰ってきたら愛着のようなものが芽生えていることに気づきました。

 

・カビ&火災報知器
部屋の壁にカビが!今まで実際に遭遇したことがなかったのでぎょぎょっとしました。S(大家さん)に連絡を取ると5分経たないうちに除湿機を持ってきてくれました。うまく作動しないので隣部屋のHの助けも借りて無事設置。数時間後、夕飯に魚を焼いたら火災報知器を鳴らしてしまいました。昔夜中に聞いたけたたましい警報音が鳴り響き、Sが駆けつけてくれました。(前回は隣部屋のHが料理したときに鳴ったものです。)この日は立て続けにSにお騒がせかけました。

 

🐔変化

・肝が座った?
ハーシュタを懐かしいと感じたことからくる安心感からなのか、家族旅行で時に頼りにされる存在になれたからか、なんとなく周りを気にしなくなったような、肝が座ったような感じがします。

・私の城
おしゃれなオスロの街や人に触発されて、自分の部屋の気になっていた部分を変えました。もともと妥協して使っていたベッドシーツ、リネン類、洗剤、スポンジ、フレグランスを買い替えたらすごく気分がよくなりました。もともと自分の部屋に自分の好きなものばっかりを集めて自分の城にする習性があるのですが、ぐっと居心地が良くなって満足です。

 

🐔困った

クリスマス一緒に過ごした子どもたちから風邪をもらい、風邪をこじらせてずるずる3週間ほど引きずっていました。久々のヘルペスも再発しましたが、旅行から帰ってきて1週間ほど毎日12時間睡眠の日が続き、普段の生活に戻っていきました。ほんとに体調第一ですね。

12月に雇ってもらったキッチンワーカーの話は、お店に現在人手が余っているとのことで、働く話がなくなりました。そもそもなぜ雇ったのだろう?笑。とゆうことで、また新たな職や活動を探していこうと思います。

骨を折っていたベビーシッターの交渉は、私の条件を相手が分かってくれたのでよかったです。これに関しては、12月の相手の状況が不安定だったとゆうこともあり、私が振り回されてしまったのだろうなとゆうところもあります。2月以降、相手の必要時かつ私が可能時、ベビーシッターを引き受けることになりました。

 

🐔ヘルプ

仕事の話が出たりなくなったりで、結局今手元にあるのはベビーシッターの話です。これ以外にも、もう少し行動を広げたい、土地の人と関わりたいなと考えています。仕事やボランティアを探していることを知り合いに伝えてはいるのですが、もう少しなにかいい方法はないかなと模索中です。何かアドバイスあればとてもありがたいです。

 

🐔今月の答え

今月も楽しいレポートありがとうございました。オスロに行ったんですね。よかったですね。ご家族がいらしたとのこと、楽しい時間を過ごせてよかったですね。そして、ハーシュタが懐かしいと感じたとのこと、とても嬉しく読みました。自分の居場所が確実に見いだせてきている証拠です。それはそれはとても素敵なことだと思います。そして、それがこのプログラムの一つの目的でもあったので、達成されてきていてとっても良かったなと思います。そして、太陽出てきてよかったですね!

日本文化紹介とてもいい機会だと思います。いろんな人を巻き込みながら、進んでいけてとってもいいです。とても記念に残る体験ではないかなと思います。ぜひ頑張ってください。

さて、質問の答えですが、ひとつ考えられるのは、当初予定していたインターンです。そして、自分で請け負う小さな仕事を作ってみることが考えられるかなと思います。

・インターン
インターンは、Risaさんの前の職を活かしたものもできると思います。市のコミューンというところに行くと、その職の募集が出ているそうです。そこで相談できるかわかりませんが、インターンできませんか?と聞いてみることはできそうです。そして、その他、事務以外で、Risaさんが興味のある分野の会社でインターンをしてみるという手があります。これは、私がこちらから探してみてもいいので、別途料金になりますが、もし手伝ってほしかったら、メールをください。バイトしながらというのがバランスが取れていいのではないかなと思います。インターンをすることでいいのは、自分が知りたかったことをじかに学ぶことができるということで、Risaさんの場合、幸せとは何か知りたいとのことだったので、様々な働き方に触れることができるのではないかなと思います。RさんやEさんやHさんにインターンできる場所がないか聞いてみてもいいと思います。これは、お金になりませんが、Risaさんのこれからの人生にとても役立つことを学べると思います。キャリアに直接役立つ場合もあるだろうし、人生に対する価値観が増える場合もあると思います。ぜひ、やってみてください。

 

・自分の仕事を作る
そして、もうひとつは、自分で自分の仕事を作るです。これは、小さな紙に日常の些細なことを手伝いますよと書いて、配ったり、貼ってもらったりします。2時間から、いろんなおうちの蒔き割りや、食事の手伝いや、小さなこまごましたことを手伝いますよという宣伝。これは、自分のチラシを信頼した人が自分のもとに来てくれるので、コミュニケーションがとりやすいです。地域の人たちのニーズもわかるし、すぐ始められて、すぐやめることができます。ちいさな空き時間を上手に使うことができます。これは、私が留学していて、お金がなくて困っていた時に、ホストファミリーがやったらよかったのにと言ってくれたことなので、地元の学生や一般の人が普通にやることだと思います。自分で自分の看板を出すことは大変ですが、その分、実りも多いです。小さなコミュニティで成り立っているノルウェーならではのことなので、一回チャレンジしてみてもいいかもしれません。

もう、友達はたくさんいるし、状況にも慣れてきたので、次は働いてみるというのが、ステップとしては、いいと思います。自分でその土地からお金を得るという状態が新たな視点をもたらしてくれると思います。できれば、不安定な雇い主ではなく、安定している人や場所を選べるといいです。あと残り半年、思う存分ノルウェーの時間を楽しめますように。

来月も通信を楽しみにしています。身体に気を付けてお過ごしください。

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この記録は、創造するワーホリ・留学という
英会話Oneのプログラムの一環です。
プログラムの全貌はこちらからわかります。
1年かけて、英会話と文化授業をして準備します。
現在もプログラム参加者を募集しています。
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Sの手作りノルウェー式ランチ☆

初日の出(オスロ、オペラハウスにて)

私にとっては宝の山(オスロ、古家具屋さん)どれも大きくて持って帰れない

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