Kjempe bra 通信 14(ノルウェー便り)Mai, 2020

Kjempe bra 通信 (ノルウェー便り)

 

雪がどんどん溶けて、真っ白だった風景が変わり、あちこちで花や草木の芽を見ることができるようになりました。あんな寒さの中でも眠っていたんだなと植物の強さに感心してしまいます。5月22日~遂に白夜に入り、時間の感覚が少し変になるときがあります。夜11時に小鳥がさえずっているのがとても不思議です。鳥たちは夜中もずっと活動しっぱなしなのかと心配になってしまいます。

私的な集まりの上限が5人から20人に増えたり、全部の小中学校、一部のスポーツ施設などが再開したり、先月末より少しまたコロナに対する緩和策が出され、春の訪れとともに街や人が少しずつ動き出しました。

 

❀今月のわくわく

 

・Happy Birthday, Hurra for deg!

30歳の誕生日を迎えました。本当にありがたいことにT一家がお祝いしてくれました。私が食べたがっていたTACO(ノルウェーの方は金曜日にメキシコ料理のタコスをよく食べます。)を食べ、誕生日だからと家の外にノルウェー国旗を掲げてくれ(21時以降はうちの中にしまわないといけないそう)、ノルウェーの誕生日ソングとプレゼントとバースデーカードも頂いて感謝感激涙でした。こんなに盛大にお祝いしていただけると思っていなかったので、本当に嬉しかったです。

 

・fjelltur!:雪山へハイキング

T一家と近くの山へ行きました。車で少し行くと、道路も家も全く無いあたり一面雪山、海、空の景色。美しすぎてまたも流涕…なんだか年中泣いている私…笑。丘を滑り、日に当たりながらコーヒー、オレンジ、チョコレートを食べるなんてなんともノルウェーぽい状況。美しい景色の中で溶けそうでした。こんな時間をT一家と過ごせてとても良かったです。

 

・Gratulerer med dagen, Norge!17.mai:5月17日はノルウェー憲法記念日

ノルウェーの憲法記念日は国を上げての一大事です。例年は街に人があふれるそうで、お祝いも自粛ムードとTは残念がっていましたが、私には十分お祝いしているように見えました。Tのご両親なども含め総勢10名で、Tのお家のお祝いパーティーに混ぜてもらいました。街でJa, vi elsker dette landet(我らこの国を愛す:国歌)をみんなで聴いて(Tの家族が合唱団に所属しています。)、koldtbord(宴席によく用いられるバイキング形式の料理)とケーキの準備をみんなでして食べ、ギターで少し歌ったり、庭でプチ運動会(スプーンにじゃがいものせて走ったり、袋に入ってぴょんぴょんしたり…)のようなことをしたり、とても盛り沢山でとても楽しく貴重な一日でした。この日はノルウェーの人にとってとても大切な日なのだなと感じ、それをご家族と一緒に共有できたことを嬉しくありがたく思います。

 

❀今月のびっくり

遂にノルウェー語で夢をみました。見たのは一回だけですが、目覚めた時びっくりしてとても嬉しかったです。ちなみに英語で夢を見たことはありません。

 

❀今月の変化

・今更ながら自分は一人の時間が好きと気づく

・ノルウェーの人と話していて、わからない時にごめんと言わなくなった

日本語の癖で聞き返す時についごめんと言ってしまっていたのですが、それがなくなりました。

❀今月の困った

インターンのことを聞くために、nav(ノルウェー労働福祉局?)について色々リサーチしました。登録やnavのサポートを受けるためにまず電子ID(National IDとは別の電子版の身分証明書、いくつか種類があり、この取得にも手続き、時間がかかる)が必要なこと、今コロナの失業者へのサポートが優先課題であることなどがわかりました。私が困っていることに関してT達がnavに知り合いが働いているからと、インターンに関して聞いてくれたり、力を貸してくれてとても助かりました。結果インターンを今探すのは難しい状況であることがわかりましたが、ノルウェーの仕事に関することが少しわかり、助けてもらえたことは私にとっては意義のあることだと思っています。

とりあえず電子IDの中ですぐ手に入るMinIDを取得(私が勘違いしていたのですが、MinIDとNational IDは別)し、別の保育園アシスタントに応募したり、サマージョブの応募をチェックしたりしています。なにかに引っかかればいいなと思っています。

 

❀今月のヘルプ

人と話さなすぎて気持ちが塞いでいた週がありました。一人の時間は好きですが、人と話すのって大切だなと感じます。思えば今まで生きてきて、今一番人と話している時間が少ないかもしれないですね。今日誰とも話していないなと思うときは自分から友達に電話したり、メールしてみたりしています。Tが家族の集まりに呼んでくれることが本当にありがたいです。自粛生活が続いていても、Tや友人のおかげで私の精神状態はだいぶよく保たれていると思います。人との関わりが私の心の栄養になっているなと感じます。感謝の気持ちは言葉でもメールでも伝えていますが、何か他にみんなが喜んでくれることがしたいなと考えています。

そして今月のヘルプは…わがままな話ですが、たくさん人がいる集まりや長い時間のコミュニケーションは、普段の生活とのギャップもあり、楽しい反面とても疲れます。うまくバランスをとれるといいのですが、この疲れとうまく付き合っていくために何かアドバイスがあればお願いします。

 

❀今月の答え

 

こんにちは。今月も楽しいお便りありがとうございました。今年は気候が厳しくて5月でもたくさん雪が降ったと聞きました。それなのに、こんなに楽しい日々を過ごせていること、良かったと思っています。そして、8月から始まった旅は、今、実り始めている時期で、とても楽しいと思います。前よりノルウェー語は判るし、文化も理解が進んでいるからです。この時期が一番楽しい時期です。ぜひ楽しんでください。ノルウェー語の夢!素敵です。

 

そして、質問の答えですが、Risaさんが参加したのはいずれもハレの場です。誕生日祝いそして憲法記念日。ハレの場では人は社交的になります。ノルウェー人でもそうです。それは疲れるだろうなと思います。特にずっとノルウェー語をしゃべっている状態にまだ慣れていないだろうから、突然120%出力すると、後は一人で静かにしている時間が必要になるだろうなと思います。ケの時間です。そのバランスをとることで、ちょうどいい距離を保つことができるようになるだろうと思います。

 

これから、ホームスティをすると、ずっとノルウェー語でこの状態が続くのかと思うと、びっくりすると思いますが、それはそうではありません。ハレの状態とケの状態は、ノルウェー人の家族の生活の中にも両方あります。テレビを見て、それぞれ好きなことを自分がして、ほとんど話さないリビングの時間というのもあります。いつもお祭り(ハレ)ではないのです。だから、だんだんそういう時間に慣れていって、ケ(日常)の状態もTさんの家族と共有できるようになると、おうちの中でも、自分時間を保つことができるようになるのではないかなと思います。

 

ずっと一人暮らしをしてきて、これからホームスティをするとなると心配なこともありますよね。準備として、Tさんたちに、こういうことが心配なんだということも、伝えられるようになるといいですね。ケの時間を共有できるようになるのが、一番いいですが、家族と住むときは、1人の時間を意識的に旅行するなどしてとらないと、なかなか、じっくりと思考をするのはむつかしいかなと思います。それは、Tさんたちを否定しているのではなく、違う文化を考えて消化するのに必要な時間なので、上手に共存させられるように、伝えられるといいです。何もかも、彼らのお勧め通りにやらなくてもいいのです。お互いにとって、いい地点を探していくのが、一番大事です。

 

ありがとうを言う他にみんなが喜んでくれることは、日本食のホームパーティーを開くのがお勧めです(いまできるでしょうか?)。友達を呼んだり、Tさんの家でやったりできます。私は、コロッケがとても受けました。ちょっと普段見せたことのない家族や日本のスライドを見せてお話ししてもいいんじゃないかなと思います。彼らにとっては、一生のうち最初で最後の日本人に出会っている経験かもしれないので、面白く受け止めてもらえると思います。

 

帰国に向けて心配なことも、あると思いますが、できる限りのサポートを準備しています。ですので、残りの2カ月ちょっと、存分にノルウェーでの生活を楽しめるといいなと思います。そして、仕事も大事ですが、未来も大事です。各地の老幼稚園の取材もぜひしてみてください。帰ってからの人生に役立つと思います。一歩ずつ着実に、無理をしないで、でもできることを少しずつしていけるといいですね。楽しそうな文章を拝見してとても嬉しくなりました。また来月お会いしましょう。一日一日が貴重な時期です。ぜひ、後悔のないように楽しんでください。

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この記録は、創造するワーホリ・留学という

英会話Oneのプログラムの一環です。

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現在もプログラム参加者を募集しています。

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・hipp hipp hurra kaka!:お祝いケーキ(ノルウェーの憲法記念日にて)

fjelltur:山へお出かけ

・ラム肉とひよこ豆を鍋に入れ、オーブンでコトコト Mが作ってくれたアフガニスタン料理

 

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