ワーキングホリディ―と留学の違い

Oneのワーキングホリディ知恵袋シリーズ 創造するワーホリ・留学
Oneのワーキングホリディ知恵袋シリーズ

今日はとても寒いですが、仙台はとっても暖かくなってきました。
階下の保育園から子供たちの遊び声が楽しそうに湧き上がってきます。
春だなと思って聞いています。皆さんのところはどうですか?

 

先日、オープンアトリエ
(毎月土曜日に一回、誰でも遊びに来れる日を作っています。
次回は4月11日の15時から18時です。)に、
お越しいただいたお客様から、ワーホリについてたくさんお話を伺いました。

今日から、何回かに分けて、その時お答えした質問に対してのやり取りをまとめて、お送りします。

今日は、留学とワーキングホリディの違いについて。

〇留学

留学にもいろいろ種類があって、
在学している大学が提携している交換留学で、1、2年間いくのと、
4年間学位を取ったり、2年間で修士を取ったりするのとは違います。

1、2年で身につくのは、語学力と生活力と友達とある種の専門性です。
美術なら美術の単位数が取れます。

でもそれは、すぐには、生活の役には立ちません。
1年、2年の留学には、その後の人生を豊かにするヒントがたくさんありますが、

専門性をすごく高めることはむつかしいです。
ただし、属するコミュニティがあるなかで、
外国生活ができるので、ある程度安全に異文化体験ができます。

これに対して、学士や修士、博士を取るための留学は
専門性やそれを活かした職に就くことが前提であれば、
とても有効だと思います。

ノルウェーやほかの国でも、英語のコースを提供しているところも
たくさんあります。それも選択肢の一つです。

ただし、この場合、英語をあるレベルにする必要があるので、
事前に語学研修を半年から1年受けなければならないケースがほとんどです。

これは、アメリカやイギリスでやると結構お金がかかります。
そして、博士号を取ったからといって、職があるわけではないのが現状です。
本当に自分は何をしたいのか、考えながら、専門性を身に着けると
その後の人生に役立つと思います。

〇ワーキング・ホリディ

これに対して、ワーキングホリディは、
生活費さえあれば、行けます。
そして、働くことができます。
学ぶのとは違った異文化体験ができるのではないかなと思います。

留学が学生と先生のコミュニティに属する体験だとしたら、
ワーホリは、まったくの無から、自分が属する場所を探す体験です。
働くところ、友達、住む場所、町全部を自分で選ぶことができます。

そして、これは、専門性が高まるわけではなく、
人生の経験が豊かになることが特徴です。
さらに、語学が少しできるようになります。
このことを帰ってからどう活かすかよく考えて出発することも必要です。

例えば、仙台で、英語の仕事を探そうとしたら、
大学の非常勤職員か、英会話学校で働くか、
大手の外資企業の支店で働くかしかありません。
ですので、英語力を活かすよりも、
人生の体験と経験値を増やしたことを活かした方が、
より自分に合った職を見つけやすくなります。

もしくは、仙台を離れる覚悟をしていれば、
いろんな国の言葉は生きてきます。

あくまで体験ありきですが、
それが、その後どういうキャリアにつながっていくか
少し視野に入れながら、留学やワーホリを考えるのは大事です。

そういったことを一緒に考えるプログラムを
Oneでは提供しています。

創造するワーホリ・留学
ホームページリニューアルしました。
見てみてください。

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