Kjempe bra 通信 9(ノルウェー便り)Desember, 2019

Kjempe bra 通信 (ノルウェー便り)

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日本へクリスマスカードを送ったり、送ってもらったり、現地でお世話になった人へプレゼントを渡したり、頂いたり、クリスマスは感謝を伝えるのにいいイベントだなと感じます。友人が声をかけてくれて、ありがたいことにクリスマスはお友達の家で過ごさせてもらうことになりました。今月は個人的に人と関わる出来事が多めだったので、今までで一番時間の流れが早かった気がします。

 

🎅今月のわくわく

 

・FROZEN II:アナ雪Ⅱ

 

友人のNに誘われて映画を見ました。Nはサーミ人(スカンジナビア北部とロシアに住む先住民)の祖父を持つノルウェー人です。音声はサーミ語、字幕はノルウェー語で映画を見ました。アナ雪はノルウェーを題材にしたディズニー映画で、作中に先住民サーミにまつわる描写や音楽、信教的観念、ノルウェーの自然やトロールが出てきて、ノルウェーの知識が増えたからこそ楽しめた部分もあり、それを嬉しく思います。そして、サーミ語の映画を映画館で見れるのは、かなりレアな体験であったと思います。

 

・ノルウェー語でスピーチ!?

 

カルチャーセンターで働いている友人Mから日本文化の紹介をしてもらえないかとオファーがあり、ありがたい機会だなと受けることにしました。イベントは来月で、内容は80人程度のノルウェー人が対象で、日本料理を食べ、日本の映画を見るとゆう内容です。チケット代450kr(約5400円)、食事代を含んでいますがちゃんとした値段設定です。私はそこで、5~8分程度の日本文化のプレゼンを浴衣姿でする予定です。私は以前にMに自作の日本文化紹介パワポを見せたことがあり、それできっと今回この話を持ってきてくれたんだと思います。こんな機会にどきどきわくわく感謝です。準備を進めます。

 

・おしゃれな老人ホーム

 

土地との繋がりが欲しくて、地元自治体が行っている老人ホーム向けのボランティア活動のコーディネーターさんに連絡をとり、面接してきました。このボランティアに惹かれたのは、私が個人的にノルウェーの社会福祉と日本にある幼老複合施設に興味があるからです。後日、コーディネーターさんから連絡があり、最初の参加日と場所が決まりました。こちらに住み始めた当初からおしゃれな外観の老人ホームがあるなあと気になっている場所がありました。幸運にも今回は気になっていたそちらにお邪魔させてもらえることに。また何か新たな見解が得られる予感です。

 

🎅今月のびっくり

友人Nの繋がりで、Nのお友達の家に招待されました。「行きたくないときは行かなくていいのよ。」とわざわざ言ってくれたのが少し気になっていたのですが、話を聞いてみると、Nは日本の本音と建前の文化を以前に聞いた事があって、私が無理をしているのではないかと気にかけてくれていました。「ここはノルウェーだから行きたくないときは断っても問題ないのよ。」と言ってくれました。私はこのお招きに行きたかったのは本当ですが、Nが日本のその文化を知っていたことが意外で印象に残っています。そして気遣ってくれたことに暖かさを感じました。Nありがとう。

 

🎅今月の変化

・人種差別について考えるようになった

 

日本にいたときはあまり感じたことはなかったですが、移民の割合が高いノルウェーで生活し、ヨーロッパ圏の情報を得ていると、人種差別について考える機会が多いように感じます。

・嫌な人に出くわすようになった

 

ノルウェーに来た当初はほんとにみんないい人たちばかりだなと感じていたのですが(もちろん全員がいい人なわけないです笑)、最近単純に感じの悪い人に出くわすことがあります。これは現地での生活が長くなってきた証?笑

 

🎅今月の困った

今月、骨を折ったのは仕事関連のことです。働く話が出ていた友人のお店は、なんとか開店したのですが、予想に反して来店客が少なく、私が働く需要がないので、現時点で働く話がなくなりました。学校も仕事もないのはまずい!と思い、友人に教えてもらった求職サイトで自分の需要のありそうな職を探して、CV(履歴書)を書き直し、キッチンワーカーに応募しました。ノルウェーでは、サイトでの職探しの場合返事がないことも多く、採用されるにはいくつもお店を回らなければいけないと聞いていたので、一店舗応募したのは宝くじに応募したような感じだなと油断していたら、数時間で返信があり、翌日面接を受けることに。履歴書のだめだしを受けましたが、雇ってくれることに。オーナーTは日系ドイツ人でコミュニケーションは英語です。その後Tの申し入れで、彼の家族のベビーシッターを来月からする話をもらいました。Tの妻Nの出身はベトナムですが、ノルウェーに移住して15年になる彼女とのコミュニケーションはノルウェー語です。時間と給料、契約書、子どもたちの情報共有、緊急時の対応の確認、私がいつでも暇ではないこと、一人でいる時間が必要なことを分かってもらいたいのですが、これには今後話し合いが必要で、時間がかかりそうです。交渉は現在進行中で、疲弊する日もありますが、今後のためにも大切なことなので、めげずにやりきりたいです。

 

🎅今月のヘルプ

一対一ではなく、3~4人のノルウェー人と私、とゆう構図に出くわすときがあります。彼らが話すノルウェー語の会話の中に、知っている単語が時々現れ、なんとなく分かったり、わからなかったりとゆう感じです。私も少し話したり、相手が説明を加えてくれたり、質問してくれたりします。私は好んでその場にいるのですが、会話の中に加わりたいなあといつももどかしさを感じます。こんな時、どんな心持ち、姿勢でいるのが相手にも自分にもいいでしょうか?

 

🎅今月の回答

 

こんにちは。今月は特別楽しそうでとても面白く原稿を拝見しました。学校が終わったんですね。(Risaさんのノルウェーのワーホリビザは学校に3カ月しか行くことができません。)活動範囲が着実に広がっていて、事前に準備したこと(CVやパワポ資料)が活きていることが判ります。また、望んでいたインターンではないですが、ボランティアを始められたことをとても嬉しく思います。そして、ノルウェー人にも感じの悪い人がいると分かったこと、人種差別が存在すると気が付いたことはとても大きなステップだと思います。思い込みや第一印象だけではなく、その社会の深いところに迎え入れられているから感じられる社会のゆがみを見ているのだと思います。日本にも差別はあるし、嫌な人はいます。それがノルウェーだとどうなるのかそれを見極められるといいなと思います。

 

ところで、3~4人のノルウェー人と自分という構図、これは外国語「あるある」状況です。私は英語でも、この状況になったとき、今でもちょっと困ります。でも、この状況に至るまで、コミュニケーションが進んでいるとも考えられます。話が分からないのはしょうがないとして、話題には参加したいですよね。15分に一回くらい、何言っているの?と聞いてみてもいいですし、自分から発言してみてもいいと思います。私は、相手が存分に話し終わるのを待ってから、後から、1人対1人になったとき、何を言っていたか聞いたりします。でも問題はその場に参加したいということですよね。相手も、言語が判らない人にあわせないで、自分たちのスピードで話したいときもあると思うので、それは配慮しつつ、自分からも、話題を提供してみたりするのがいいのではないかなと思います。今の状況でも、十分質問してくれたり、説明してくれたり、配慮してもらっているようなので、その状況に慣れていくのがいいと思います。

 

会話の全部がわかるまでには、10年くらいかかります。大事なところがわかるようになって、たまには自分から話題が切り出せるようになったら、120%十分なことができているのではないでしょうか。そして、質問してくれたり、説明してくれたりということは、相手も、Risaさんにそこにいてほしいということを示しているので、多少わからないことがあっても、そこにいることで参加するのがいいと思います。あんまり役に立ってないアドバイスですが、この状況は言語を学んでいると非常によく出てくるもどかしい状況なので、うまく乗り切れる方法が判ったら、ぜひ教えてください。

 

半年たつかなという現在、今Risaさんが達成している状況は、私が事前に予想したことの100倍くらいの達成度です。こんなに生き生きして、本当にやりたいことをできていることをとても嬉しく思います。ぜひ、これを続けていってください。また来月楽しみにお待ちしております。

大家さん宅玄関にて God jul!

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