Kjempe bra 通信 6-1(ノルウェー便り)September, 2019

Kjempe bra 通信 (ノルウェー便り)

先月はホームシックだったようです。今までホームシックになったことがなかったので、最初何が起こったのかわかりませんでしたが、あれがホームシックとゆうものなんですね…笑

いろんな方に慰めてもらって、今ではすっかり元気です♪今月から学校が週2回で始まりました。

 

🐔今月のわくわく

・時給198kr(2500円)だと割にあわない

 

知り合ったJが、お友達Dのカフェに連れて行ってくれました。Dはキューバ人で、ノルウェー人の女性と結婚し、ノルウェーに住んでいます。お仕事は、サルサの先生とバリスタをしているそうです。

Dの今の時給は198kr(約2500円)、日本人の感覚だといいように聞こえますが、ノルウェーは物価も高い分、国民のお給料も高く設定されています。Jの話だとノルウェーの最低賃金はだいたい176kr(約2200円)だと。

ちなみに、ノルウェー中央統計局のホームページでは労働者の条件を変数として入力すると、だいたいの月収がわかるページがありました!条件には、職業グループ、年齢、性別、パートか正社員かなどに加えて、教育のレベル、移民カテゴリーも盛り込んで、月給の傾向がわかるように作られており、感動!

Labour market and earnings
Statistics Norway has overall responsibility for providing statistics on Norwegian society.

 

勝手にDの条件を練り込んでみましたが、たしかにもう少しもらってもいいのかもと思いました。

 

私が持つ今までの印象として、中央で作られているホームページは全体的に見にくくて、何が大切なのかわかりにくいと個人的に思っていたのですが、こちらの統計局のホームページは見やすくて個人的には好みです♪

人によって見やすいと感じるものに差があるかもしれませんが…

 

ノルウェー中央統計局 https://www.ssb.no/en/

日本総務省統計局  https://www.stat.go.jp/

参考までにリンクを貼ってみます。みなさんはどちらがお好みでしょうか?

 

Dはコーヒー作りから片付けまで、店内のことを一通り、一人でこなし、かつオスロのバリスタコンペティションにでた自分の能力に、今の時給がふさわしくないと言っていました。そして、今オーナーに給料を上げてもらうように交渉していると。Dがこの統計局のホームページを利用しているかは不明ですが、自分の能力に給料が見合っていないと交渉する姿に感銘を受けました。

 

私は昔働き始めの頃、亡くなったおじいちゃんに言われた言葉があります。

「もらった給料よりも多く働くつもりでないといけないよ、見ている人は見ているからね。」

とおじいちゃんは言っていました。おじいちゃんはとても実直な人柄で、勤勉に仕事に励んでいたおじいちゃんのことを私は尊敬しています。

お給料は大事です。二人の言葉のどちらも私にとっては大切です。

 

・臭いものにフタをしない

 

ノルウェーのTV番組を見ていると、青少年に対する性教育やボディイメージの大切さ(過度なダイエットや見た目を気にすることを問題視するもの)に関する番組に力を入れているなと感じます。女性の地位向上の観点からも、ノルウェーでは女性を商品扱いすることに厳しい姿勢をとっており、ネットポルノや売春に向き合う特集のものもみられます。中には、日本の児童ポルノやJKビジネス、生身の人間に性的関心をもたない日本の若者を問題視し、取り上げている番組もありました。

性的に相手を消費することは、瞬間的な高揚感と征服感を伴うものであると個人的には思っています。そして、簡単に人間を商品化できてしまう恐ろしい方法であるとも思います。

ノルウェーでは風俗やポルノを異常なセックスとみなし、ネットポルノの影響で普通のセックスがわからなくなる人々が増えることを危惧し、ナチュラルなセックスは何か、という内容の番組がNRK(ノルウェーの国営放送局)で制作されています。番組内では公募で選ばれた一般人カップルのコミュニケーションを目的としたセックスを放送しています。番組の意図を理解し、テレビ出演したこのカップルの勇気もこのテレビ番組を放送しても大丈夫な社会もすごいなと感じたのと、歪んだ性的欲求に対して、本来はこうであるんだよ、と向き合う姿勢、そんな臭いものに蓋をしない精神はすがすがしいです。

 

・小麦に目覚める ないものからあるものへ

 

主食として、パンかじゃがいもを食べることが多いのですが、スーパーで手に入れられるパンの多くはファミリーサイズで、ふわふわしていて、もっと小ぶりでどっしりしたものを食べたいなと思っていました。

ノルウェーは物価が高いです。食品にかけられる消費税は15%と、その他の消耗品の25%よりは低く設定されていますが、それでもばかになりません。しかーし!小麦粉やベーキングパウダーは日本より安く、種類が豊富!そして、タイミングよく、隣部屋のHが「使ってないから使ってていいよ。」とオーブンを貸してくれました!ありがたや~!

そこでパンを焼くことにしました。料理を作るのは好きでも、パン作りやお菓子作りは洗い物が増える、面倒くさいと毛嫌いしていましたが、やってみると意外と簡単で、自分の望みのパンが欲しいときに欲しいだけ、低コストで生み出せることに感動を覚えました。スコーンに始まり、ピザ生地、クッキー、ベーコン、チーズを入れてロール状に、抹茶とチョコを組み合わせたり、全粒粉やライ麦粉も買い足して、自分の気分で小麦粉に混ぜて使いはじめたらめっちゃ楽しい~♡Amazing!パンを作れなかった私の生活から、パンを作り、楽しむ生活に変わりました。できないことができるようになることは、どんなことでも嬉しいものです。何事もやってみるものですね~。

 

・無意識な優越感 助けたり、助けられたり

 

可愛そうという感情の中には、その中に他人を見下しているような感情が含まれていると私は個人的には思っています。哀れんでいるように見えて、自分が一段高いところから不運な境遇にある相手を見下ろしている無意識の優越感を含んでいると感じます。そして、その無意識の優越感が可愛そうだと思われた側には、自分をより惨めに思ったり、相手に対して苛立ちを覚えたりもするのではないかと思います。遠い国から一人できて、言葉もろくに話せず、ときに困っている私は、ノルウェーの人々の目には可愛そうと映る要素を持っていると思います。しかし、生活していてこの無意識の優越感を感じることがほとんどないのです。「この子可愛そう、大丈夫?なにかしてあげようか?」といった類の余計なお節介と呼ばれるものを感じません。ただ、冷たいとも違って、聞けば教えてくれるし、必要なときは助けてくれます。すごく自然に。「やってあげてる感」も感じません。

 

先日、学校に行く途中の坂道で、車の中からご婦人が私に何か訴えています。聞けば、そこにある倒れたゴミ箱をどかして欲しいということでした。横に倒れたゴミ箱を脇に寄せると、ご婦人は車から出ることなく、自宅の駐車場へスムーズに入ることができました。ゴミ箱を動かしただけでしたが、すごく感謝されて、握手しました。

また別の日に、近くのスーパーへの近道を探していたら、民家に入り込んで行き止りでした。どっちにいこうかなと道を覗いていたら、車の窓ガラスをとんとんと叩く音がして、「あっちの道から回れるよ。」と車の中から男性が教えてくれました。

あのご婦人にとっては、車を降りて自分でゴミ箱をどかすより、ちょうど道端を歩いている通行人に頼むことのほうが自然なことで、この男性にとっても道を教えることはごく当たり前のことのようです。

助けたり、助けられたりすることが当たり前の世界はとても生きやすいのではないかなと思います。私がノルウェーで生活していてなんとなく感じる、「個人が自立していて、でもバラバラではない」とゆう雰囲気はこのようなところからもきているのでしょうか。

 

他人の助けが欲しいとき、要件だけのお願いだけではなく、自分の混乱した人生までも助けて欲しいと、無意識に相手にお願いしているときがあります。その巻き込みを防ぐためにも、巻き込まれない位置に距離を置くことが必要なのかなと思います。自分にも、相手にとっても。自立していない人に、協力を求めても協力を得るのは難しいことだと思います。協力するには各々が自立していることが前提に必要ではないかと感じています。

 

・Engelsk kurs:English class

 

学校が始まりました。私が出席している英語のクラスは私を含めて4~5人でクラスメートは働いていそうな感じの30歳前後の方たちです。授業は基本、2時間枠ですが、先生の都合で短くなったり、休校になったりします。授業を受ける側はとてもリラックスしていて、飲んだり、ちょっとしたものを食べたり、前の椅子に足伸ばしたりしていています。質問したり、意見をいったり、先生の言ったことに反応したりが自然な雰囲気で行われます。誰かが話しているときは、発言者の方をみんなが見ます。言葉に詰まっても蔑んだり、ピリピリした空気感はなく、穏やかな雰囲気で授業しています。

授業内容は、テキストと時事問題(最近だと、イギリスEU離脱やサウジアラビア石油関連施設への攻撃について…)、ノルウェー、イギリス、USAの政治体制の比較についてでした。政治の話が出てくるところは流石!と思ってしまいました。勉強になります。そして、目的があって出かけるのっていいもんだなと思います。

こちらに続く

お魚直売!fra漁船!

Jelly Jellyfish!

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