ブッククラブ「怪物はささやく」終了しました。

Book Club One

8月10日、4人の参加の中、とてもよい時間を過ごしました。

それぞれの感想をアップします。

 

 

★「怪物はささやく」感想(かよ)

 

子どもを対象にして書かれた本には時々「自分が子どもの頃に読みたかった!」と思う作品に出会うことがあります。一方では大人になって読んだからこそ、多様な見方・考え方ができる喜びを得ることができるとも言えます。今回のブッククラブのテーマ本「怪物はささやく」も、大人が集まって作品に対する思いを出し合ったからこその充実した内容になりました。

 

 

怪物の語る物語の意味、主人公コナー少年の吐き出す怒りの重さ、彼を見守る家族の苦悩(お父さんはあまり活躍していません…)について、かつて子どもで今ではなかなかの大人たちによる柔軟で多彩な思いを聞くことができました。そして何より、物語についてまわる「死」について話し合うことができたのも印象的でした。普段あまり取り上げる機会のないこのテーマについて、物語の自然な続きのように語り考えることができたのは、とてもよいことだなと感じました。

 

今回も一人で「読む」という行為をブッククラブに持って行き、「話す」ことで物語をそして自分の生活を再び考えさせてもらうことができました。

 

 

★「怪物はささやく」感想(ただ)

 

ここ数年、人がどのような心の成長を遂げるのかということを学んできました。今年ブッククラブで取り上げた作品には、水戸黄門のように「良い人」と「悪い人」が門切り型で出てくる作品が一つもありませんでした。

 

なかでも、この作品は、人間の多面性を描いている鋭くも深い作品でした。そのことを、それぞれが体験した「死」にまつわる話と一緒にシェアしながら、話をすることができたことは、何よりも豊かなことでした。

 

日常で避けられがちな話題である「別れ」や「死」は誰もが経験することですが、どう経験するのか、学校でも、家庭でも教えてくれる機会はほとんどありません。でも、今回、そのことを全員でしっかり考えることができました。そのことは何より、私の日常を生きていく力になっています。この場所は私にとってとても大事な場所です。ご参加いただいた皆さんありがとうございました。

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